きららニュース

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【子ども教育コース】二年生がキャンパス内で幼稚園実習!

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 普通科子ども教育コースの二年生十二人が、同じキャンパス内にある奈良文化幼稚園で初めての幼稚園実習を行いました。生徒らは園児から親しんでもらえるようにと、この実習に向けて授業の中で手作りの名札をつくりました。フェルト製のオリジナル名札をつけた生徒らは"お姉ちゃん先生"として幼稚園教諭の補助をさせてもらったり、園児との触れ合い、保育室で作品作りや絵本の読み聞かせ、また年長児とは間近に迫った卒園式の練習や園庭遊びをして過ごしました。

 生徒らは最初、次々と登園して来る園児になかなか声をかけられず、園児と教諭のやり取りをうかがっている様子でした。しかし次第に園の雰囲気や園児のパワーに慣れてくると、自分から「何を作っているの?」「上手にできたね」と声をかけるようになり、園児との距離を縮めることができました。

 また、実習中その場その場でアドバイスをいただいた教諭から、多くのころを学びました。園児一人ひとりに目を配り、興味の引き方や声のかけ方などを工夫する様子や、園児らが水をこぼしたり、転んでしまったりした時も慌てず対処する姿に、幼稚園教諭の仕事の大変さと素晴らしさを感じたようでした。

 年少児を担当した片岡沙月さんは、「自分から積極的に話すことを目標に挑みました。最初は園児らの元気さに戸惑い、思っていたより大変かもと感じましたが、少しずつ慣れ、どの子にも自分から声掛けできました」と、実習の感想を語りました。来年度の本格的な保育実習を控えた生徒たちにとって、今回の幼稚園実習は、現場の空気を初めて肌で感じた大変貴重なものとなりました。