きららニュース

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【衛生看護専攻科】 ケースレポート発表会を行いました

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 卒業を目前にした衛生看護専攻科二年生が病院での臨地実習で学んだ体験を発表するケースレポート発表会をNBシアターで行ない、専攻科の全学生と教員が出席しました。

 発表会は司会をはじめ全ての進行を学生が行なう形で進められ、六領域から一人ずつが代表として発表しました。老年看護学臨地実習は野内咲来さん、在宅看護学臨地実習は武田彩さん、小児看護学臨地実習は神崎明日香さん、母性看護学臨地実習は奥田安奈さん、成人看護学臨地実習は松浪遥さん、精神看護学臨地実習は永吉美佳さんが、事例紹介、看護上の問題点、看護目標、看護計画、看護の実際、考察などの項目立てをして、自作のパワーポイントに沿って、患者さんとの関わりから学んだことや反省点を発表しました。
 小児のための漫画や、服薬を忘れがちな患者のための薬ケース、お箸を使う訓練のための小道具など、学生の工夫と懸命さがにじみ出る手作りの物品が示されると実習前の一年生は教科書とはまた違った新しい学びに決意を新たにしたようでした。

 発表に続く質疑応答の時間には活発に発言が行なわれ、質問者、回答者の両方にとって良き学習の場となりました。特に一年生からは実習に関する質問が相次ぎ、不安な気持ちが伝わるようでしたが、二年生は丁寧に回答しながら一年生を激励しました。

 最後の講評では松田繭子教諭が六つの事例それぞれについて良かった点や改善すべき点を指摘。看護過程の妥当性の観点から、患者のニーズに沿わない看護を提供してしまうことのないようにという助言は就職を控えた二年生にも実習を前にした一年生にも大きな指針となったようでした。

 閉会後、二年生から一年生ひとりひとりにメッセージカードが手渡されました。思わぬ励ましのプレゼントに、張りつめていた会場の空気も一気に和らぎ、一年生にも笑顔が見られました。