葛城特産の桑の葉を活用して「食」に関わる教育を進めている本校では、産地である葛城市寺口地区（寺口ファーム）と連携協定を締結しています。寺口ふれあい集会所で開催された「寺口山麓コンサート」に生徒が参加しました。

　今回「桑姫」として参加した四名は葛城市の山下和弥市長らと共に開会行事に参加。ご紹介を頂きました。イベント開始後は物販コーナーの一角をお借りして、家庭部の活動で手作りした桑クッキー、桑ドーナツ、桑プリンを販売。思いがけない人気に、開店からものの三十分ほどで完売となりました。工夫や苦心が報われて大喜びの生徒らは、寺口地区の桑製品の販売を手伝うなど広報大使「桑姫」として活躍しました。

　午後のコンサートに出場した吹奏楽部七名は、お年寄りから子供までみんなが楽しめる選曲で練習を重ねて来ました。この日の本番は校外での演奏ということで緊張した面持ちでのスタートとなりましたが、最初の曲「ひょっこりひょうたん島」でお聞きの皆さんから大きな拍手を頂戴し、調子が出て来ました。ラストの「妖怪体操第一」では観客の子供らが一緒に踊り始めるなど、会場が一体となった盛り上がりの中で幕を下ろしました。

　イベントの最後を飾った「日本一元気な人」及部一堯さんのステージでも様々なシーンで生徒が出演、あるいはお手伝いをさせて頂きました。生徒はこのイベント全体を通じて、地域と協力して地域に愛される学校作りということを肌で感じることが出来たようです。寺口地区の皆さんや市役所の方々には大変親切にして頂き有難うございました。