きららニュース

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【一年看護進学コース】 大学の出前授業を受講しました

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 医療系への進学を目指して学ぶ看護進学コースで、二つの医療系の大学から先生をお招きし、一年生を対象に出前授業を実施して頂きました。これは二年生以降の進路実現に向けて、看護師などのよく知られた職種以外にも多くの医療系の仕事や資格があることを理解して進路選択に活かし、ひいては将来医療現場でのチーム医療への意識を高めるために定期的に行なっているシリーズ学習です。

 今回は視能訓練士と言語聴覚士について授業をして頂きました。

 大阪人間科学大学入試センターの岡本正一先生は視能訓練士について「視力、視野、眼圧といった視機能の検査や、斜視、弱視などの矯正訓練を行なう眼科領域の医療専門職で、国家資格」と説明されました。現場で求められている職種だが、例えば関西では国家試験受験資格が得られる四年制大学は大阪人間科学大学だけであるなど、養成校が少ないために現在もこれからも有望でやりがいのある職種だと付け加えられました。生徒らは視能訓練士の業務に使う検査用の模様を、専用の眼鏡をかけて見てみるなどの体験をさせて頂きました。

 関西福祉科学大学保健医療学部の中谷謙教授からは言語聴覚士について「話す、聞く、表現する、食べるといった、口や耳を使ってごく自然に行っていることが何らかの理由で出来ない状態にある方々のサポートをする国家資格」と教えて頂きました。また業務に使用する意思伝達のためのツールを見せて頂きました。生徒らは特に、「実は人間は口の周辺にほんのわずかな麻痺でも起こると、当たり前に誰でも出来ると思っていることが出来なくなる。数ミリでも唇を開いた状態で水が飲めるかやってみて下さい、舌先が口の中で上に付かない状態でタチツテトを発音できるかやってみて下さい」と先生に言われて実際に体験して、自分なりの気付きに到達したようでした。

 医療に関わる職種を志望する生徒らにとって、大いに学びを深める機会となりました。講師の先生方、有難うございました。