大和高田市立片塩小学校金管クラブの３０名のみなさんが、本校のコンサートホールである"奏（かなで）ホール"を訪れ、ホール練習をしました。

　片塩小学校金管クラブは、金管楽器という金属でできたラッパ属の仲間、華やかな音色のトランペットを中心に、アルトホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、そして小太鼓、大太鼓、グロッケンシュピールなどの打楽器という編成で、地元を中心に精力的に活動され、大きな大会でも入賞する実績を持っておられます。

　片塩小学校金管クラブは来る12月21日（日）やまと郡山城ホールで行われる第２回全日本小学生金管バンド選手権（全日本小学生金管バンド連盟主催）に出場されます。このコンテストには全国から18の団体が参加することになっています。片塩小学校金管クラブは元気で華やかなサウンドとメンバーの多さを利点に分厚いサウンドを生かして入賞を目指しておられます。

　今回は本校教諭である吉﨑直之先生が指導に当たりました。吉﨑先生は大阪フィル、京都市交響楽団などで奏者として客演の経験を持つだけでなく、今までに小学生のバンドも指導し、全国大会に導いてきた経歴もある先生です。普段の練習場ではなかなか味わえない実際のホールでの音の広がり方や、課題曲のメロディーの表現の仕方や細かいリズムを演奏する際のテクニックなどのアドヴァイスを受け、本番を間近に迫力のあるサウンドをホール一杯に奏でていました。

　片塩小学校金管クラブのみなさん、あと約１週間となりましたが、同じ地元大和高田の代表として応援しております。本番でのご健闘を祈っています。