きららニュース

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【普通科Ⅰ類】「ラッテたかまつ」で乳製品作りを体験!

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 本校が重点的に推進する「食育」学習の一つとして、普通科Ⅰ類の二年生が葛城市の酪農教育ファーム「ラッテたかまつ」へフィールドワークに出かけました。

 初めに、施設内の喫茶店「夢ラッテ」のテラスで、アイスクリーム作り体験をしました。グループごとに地元産の卵と新鮮な牛乳、砂糖、生クリーム、バニラエッセンスをボウルに入れて混ぜ合わせ、容器に流し込みました。あっという間の作業に、生徒たちは「こんなに簡単でいいの? 家でもできそう」と少し驚いた表情を見せていました。専用の機械で二十分程冷やした後、コーンによそっておいしくいただきました。

 次は二人一組でバター作りを行いました。牛乳と生クリームが入ったペットボトル容器を振り続けると、数分で脂肪分だけが固まり、無塩バターと低脂肪牛乳が出来上がりました。バターは塩を少し加えてクラッカーに載せて、牛乳はそのままでいただきました。「振っただけなのに本当にバターの味がする」「普段牛乳を飲めないのに、これはおいしい!」と、生徒たちは同じ牛乳からできた乳製品の多様性とそのおいしさに大興奮の様子でした。

 最後に、牛舎に移動して乳搾りを体験しました。スタッフの高松昌弘さんに「ミルクは命を育てる大切なものです」と牛乳のありがたみと乳搾りのコツを教わりながら、乳牛・ベティちゃんの乳房から牛乳を搾りました。生徒たちは、大きくて迫力ある牛の姿に最初は脅えていたものの、いざ牛乳を搾ってみると「勢いよく出て楽しい」「あたたかい」と、感動していた様子でした。また、牛糞は有機肥料として野菜や果物などの育成に使われていることや、皮は和太鼓に用いられることなども教えていただきました。

 普段口にしている乳製品を手作りし、実際に乳牛に触れることができた今回のフィールドワークは、生徒たちにとって命の大切さや自然の恵みのありがたさを再認識する機会となったようでした。