文化服装学院で行われたファッションショー「as-」に本校生徒を招待して頂き、東京まで見に行きました。また、文化服装学院の学生の方が制作された衣装を着てファッションモデルのような写真撮影もさせて頂きました。

　八月に行われた『なら燈花会』では、文化服装学院の学生が制作した衣装による「縷縷　～繋がりゆく文化の共鳴～」というファションショーが企画されていました。しかし、当日はあいにく台風のために中止。今回、そのファッションショーに出演予定だった生徒に対して「高校生の皆さんが着る予定だった衣装をぜひ着用してもらいたい」と文化服装学院から有難いお申し出を頂き、毎年二万人が訪れるという文化祭で行われるファッションショーにも招待していただきました。

　京都駅に集合後、新幹線で東京に向かいました。朝早くの集合でしたが、生徒たちはなんのその。道中もこれから見るファッションショーや着せてもらう衣装の話に花を咲かせます。

　 　文化服装学院に到着後、ファッションショー会場に案内していただいた生徒らはランウェイを目の前に大興奮。ショー開始からは、きらびやかな衣装や美しいモデルのパフォーマンス、舞台演出などに引き込まれ、感動で言葉も出ない様子でした。

　ショー終了後、生徒たちは「あの衣装が素敵だった！」「モデルの人がめっちゃきれい！」「かなり本格的でびっくりした」など口々に感想を言い合います。そして、いよいよ自分たちが出る予定だったファッションショーのために用意していただいていた衣装を着用します。アクセサリーなどもつけてもらい、最初は照れくさそうにしていた生徒たちでしたが、写真を撮るときはばっちりと決めポーズをしていました。

　生徒たちは今回、またとない機会を持たせてもらい、「立ち見の人で会場が溢れかえるほど人気のファッションショーに招待いただき、また衣装も着せてもらえて本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました」と今回の経験を振り返っていました。そして来年の『なら燈花会』のファッションショーには是非出場させて頂きたいと話していました。

　文化服装学院の皆さま、本当に有難うございました。