きららニュース

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「スマホ・ケータイを安全に使用する学習会」を行いました

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 NPOなら情報セキュリティー総合研究所(ナリス)理事長の日置慎治先生をお招きし、全校学習会「スマホ・ケータイを安全に使用する学習会」を行いました。

 帝塚山大学経営学部の教授でもある日置先生は、大学で学生らと「ネットパトロール」というネット犯罪予防活動を行っておられます。そこで見つかった不用意に公開されている個人情報や未成年者の飲酒画像などの実例をもとに、うかつな書き込みが原因で職を失った方、内定を取り消された大学生の事例を示し、「一度インターネットに公開した情報は、完全に消去することはできません」と、その危険性を指摘されました。

 また、多くの学生が利用している「LINE」についても、「設定次第で、知らない人ともつながってしまう」「出会い系サイトアプリの被害が起きている」「LINEを使ったストーカー被害が発生している」などの注意点を紹介。「残念ながら、犯罪を行う人は存在する。そのような人も見ていることを考えてほしい」とお話しくださいました。

 日置先生は「必要なのは、倫理観。いじめをしていいのか? 知らない人と会って大丈夫か? 寝る間を惜しんでLINEをチェックしないといけない関係は、本当の友人関係か」と生徒に疑問を投げかけました。スマートフォンや携帯電話は便利な道具ですが、使い方を誤れば、犯罪にも巻き込まれかねない危険なものです。ぜひご家庭でも、スマホ・ケータイの危険性やルールについて、話し合ってみてください。